第129回明大祭

11月1~3日の間明大祭が開催され、鉄道研究会も展示を行いました。このブログでもその様子を紹介したいと思います。

準備のようす

明大祭の展示のためにはまず準備が必要です。そのためまず資材の運搬を行います。

その次に、机、いすの移動と模型レイアウトの下敷きとなる板を敷きます。ここまで力仕事のため多くの人出がいります。

次にレールの敷設作業を行います。これは力仕事ではありませんがやっぱり人出がいります。1周10メートル以上の複々線+留置線のレイアウトともなると線路の長さは結構なものとなります。

こちらは力仕事でもなく人も少なめですが、目はいたって真剣です。なにをしているのかと言うと、テーマを設けて部員から募集した写真をどのようにレイアウトするかを検討しているのです。まず写真が大量なため選抜が必要であり、さらに同じものが偏り過ぎないようにする必要もあるので推敲を重ねます。さらに部誌『連結器』の運搬やクイズの作成、模型の通電状況のテスト等準備の内容は多岐に渡るので、午後1時から開始して作業が終了したのは門限の8時ギリギリとなりました。

こうして全ての準備が終わりあとは翌日の開場を待つのみとなります。準備の話のみで長々と書いてしまい恐縮ですが、明大祭の様子は次でご紹介したいと思います。

開催中のようす

前回は明大祭の準備の様子を書いて来ましたが、今回は本番の様子を紹介していきたいと思います。いらした方がまず目を向けたのは、やはり模型でした。

部員がも持ち寄った模型を中心に、新幹線、JR、私鉄車両、さらに貨物列車まで様々な車両が走り、

走っている車両について尋ねる方が多く、体験運転の方も子どもを中心に多くの方に楽しんでもらえました。

また、展示の合間にはレールの掃除を行うなどメンテナンスは欠かせません。アルコールに浸した綿棒を使用しますが、レールが長大なため多くの人が必要となります。

こちらは前日に部員が選定した写真展です。四季の変化とE6系の2つをテーマとして設け、写真を前に足を止めた方に対し、部員が解説をするという場面が多く見られました。この他にもクイズや部誌『連結器』の頒布なども行い、特に部誌は予想以上のペースで捌けていきました。鉄道ファンの方だけでなく、あまり詳しくない方も見知った車両の写真や模型に強い関心を示し、そこから話が発展していくという事が多々あり、鉄道と日々の生活の結びつきが密接だという事を展示を通じて改めて感じました。

最後に、展示にいらした皆様本当にありがとうございます!

(執筆:総務K)